東京埼玉ラーメンガイド

東京埼玉を中心に、ラーメン店を紹介するブログです。その店に行くのが初めての方でもわかりやすいように紹介していきます。

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【レビュー】ラーメン4号|ワンオペ5席の小宇宙。乳化の正統と“進化した豚”で満足一直線

ラーメン4号は地下鉄成増駅から徒歩約9分。国道463号線沿いにある。

こんばんは、きりまるです。地下鉄成増から住宅街を抜けて約9分。2024年10月オープンの新星**「ラーメン4号」は、カウンター5席のみ・ワンオペの超ミニマル体制で、王道の乳化系二郎インスパイアをまっすぐに打ち出す一軒。店主は鶴瀬の人気店「ラーメンハイキック」出身。オープン直後に訪れて以来の再訪でしたが、今回はとにかく“豚”の出来が段違い**。ほろりと崩れる柔らかさに、染みの良さ。丼の説得力が一段上がっていました。


基本情報|夕方~夜の“一本勝負”

  • 最寄り:地下鉄成増駅 徒歩約9分

  • 住所:埼玉県和光市白子2-23-17

  • 営業時間:15:00~21:00(材料なくなり次第終了)

  • 定休:日曜

  • 注文/支払い:口頭/現金のみ

  • 席:カウンター5席(店内待ち席3つ)

  • 駐車場:なし

  • 公式X:@ra_men4gou

材料切れ早仕舞いあり。早めの時間が安全です。


並び方と無料トッピング(コール)

  • 並び:店内に待ち席が3つ。それ以降は外待ち明確な並びルールの掲示はなしなので、先客の後ろに静かに続くのが吉。

  • コール:提供直前に「ニンニク入れますか?
     → ニンニク/野菜(最初から少量入っている)/アブラ/カラメ(味濃いめ)から入れたいものだけ伝える方式。店内掲示はないので、この4ワードだけ覚えておけば安心。


主要メニュー

メニュー 価格 内容
ラーメン(小) 800円 150g・豚1枚
ラーメン(並) 900円 200g・豚2枚
ラーメン(中) 1,000円 300g・豚2枚
ラーメン(大) 1,100円 400g・豚2枚
豚増 300円 豚+2枚
豚めし 300円 豚入りのまぜごはん

目安:小150g=一般店の並~やや多め並200gでしっかり満足。


今日の注文

  • ラーメン(並) 900円無料トッピング全部

  • 豚めし 300円

丼はきめ細かく白濁した表面に脂が薄く踊り、湯気から豚の甘みが立ち上がる。まずはスープへ。

ラーメン(並)ニンニク、野菜、アブラ、カラメ。

スープ|乳化の丸み+パンチの輪郭。ニンニクで“点火”

乳化の進んだ豚骨スープは、口に入れた瞬間とろりと広がってクリーミー。一方で塩梅はしっかりパンチの効いた味が輪郭を作ります。ここにニンニクが驚くほど合う。香りと辛味のブーストで“走り出す”感覚が生まれ、ハイキック譲りの直球さにニヤっとします。王道の乳化系インスパを、サイズ感の小さな厨房から堂々と出してくる潔さが気持ちいい。

乳化の進んだスープ。王道の二郎インスパイア系な味わい。

麺|平打ち太ストレート。“やや細め”がテンポを作る

平打ち太ストレートは啜るとつるもち。二郎系基準ではやや細めで、乳化スープをほどよく抱えつつテンポよく進むバランスが秀逸です。並200gは見た目以上にスルスルいける量感。終盤、カラメを少し馴染ませると速度がさらに上がるのが楽しい。

平打ち中太ストレート麺。太麺だが、二郎系としてはやや細め。

具|“進化した豚”が主役。背脂は“点”で効かせる

  • 豚(2枚):以前は固めに感じたが、今回はほろほろ。中心までタレが入り、噛むほど滲む旨味。熱いスープを浴びると香りが開く

  • 野菜(もやし&キャベツ):標準は少量。増すと咀嚼のリズムができ、味付き背脂やスープと絡めて口内乳化を起こす楽しさが増す。

  • 味付き背脂:甘じょっぱさでコクを一段上へ。全体に溶かすより“点で”のせると輪郭が崩れず映えます。

  • ニンニク大さじ1程度。香りの推進力はやはり絶大。途中で“追いニンニク”したくなる誘惑と戦ってください。


サイド:豚めし|茶碗ひとつで“別ベクトルの満足”

ほぐし豚×タレ×もっちりごはんのまぜごはん。レンゲで頬張れば肉の旨味が米に移り、ひと口の幸福密度が高い。スープをレンゲ半分だけ回しかけて“茶漬け風”にすると香りが立ち、丼の余韻をもう一度味わえます。正直、「なんならラーメンより好きかも」の破壊力。迷ったら麺をワンサイズ落としてでも豚めし、を推したい。

豚めし。豚がどっさり入ったまぜごはん。上に乗ったネギとの相性も良い。

小さな店を快適に楽しむコツ

  1. 時間に余裕を:ワンオペ+5席=回転はゆっくり。到着は早めが吉。

  2. 注文は簡潔に:口頭注文・現金会計。コールはニンニク/野菜/アブラ/カラメで端的に。

  3. 量は控えめに調律:初訪は並200g小150g+豚めしが幸福度の最短経路。


どんな人にオススメ?

  • ワンオペ×少席の空間で、一杯とじっくり向き合いたい方(=時間に余裕のある方)

  • 乳化クリーミー×パンチの王道二郎インスパを、小箱の気迫で味わいたい方

  • “豚が主役”の丼が好きで、今の仕上がりを確かめたい方


まとめ|小箱の気迫、丼の説得力

ラーメン4号は、小さな舞台で大きな音を鳴らすお店でした。乳化の丸みパンチを効かせ、進化した“ほろほろ豚”で満足を押し切る。麺はすすりやすく、背脂は“点で効かせる”と表情が変わる。ハイキックの血統を感じつつも、いまは4号の味として自立している。次は中300g+豚増で、豚のポテンシャルをさらに深堀りしたくなりました。


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