
こんばんは、きりまるです。地下鉄成増から住宅街を抜けて約9分。2024年10月オープンの新星**「ラーメン4号」は、カウンター5席のみ・ワンオペの超ミニマル体制で、王道の乳化系二郎インスパイアをまっすぐに打ち出す一軒。店主は鶴瀬の人気店「ラーメンハイキック」出身。オープン直後に訪れて以来の再訪でしたが、今回はとにかく“豚”の出来が段違い**。ほろりと崩れる柔らかさに、染みの良さ。丼の説得力が一段上がっていました。
- 基本情報|夕方~夜の“一本勝負”
- 並び方と無料トッピング(コール)
- 主要メニュー
- 今日の注文
- スープ|乳化の丸み+パンチの輪郭。ニンニクで“点火”
- 麺|平打ち太ストレート。“やや細め”がテンポを作る
- 具|“進化した豚”が主役。背脂は“点”で効かせる
- サイド:豚めし|茶碗ひとつで“別ベクトルの満足”
- 小さな店を快適に楽しむコツ
- どんな人にオススメ?
- まとめ|小箱の気迫、丼の説得力
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基本情報|夕方~夜の“一本勝負”
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最寄り:地下鉄成増駅 徒歩約9分
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住所:埼玉県和光市白子2-23-17
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営業時間:15:00~21:00(材料なくなり次第終了)
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定休:日曜
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注文/支払い:口頭/現金のみ
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席:カウンター5席(店内待ち席3つ)
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駐車場:なし
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公式X:@ra_men4gou
材料切れ早仕舞いあり。早めの時間が安全です。
並び方と無料トッピング(コール)
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並び:店内に待ち席が3つ。それ以降は外待ち。明確な並びルールの掲示はなしなので、先客の後ろに静かに続くのが吉。
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コール:提供直前に「ニンニク入れますか?」
→ ニンニク/野菜(最初から少量入っている)/アブラ/カラメ(味濃いめ)から入れたいものだけ伝える方式。店内掲示はないので、この4ワードだけ覚えておけば安心。
主要メニュー
| メニュー | 価格 | 内容 |
|---|---|---|
| ラーメン(小) | 800円 | 150g・豚1枚 |
| ラーメン(並) | 900円 | 200g・豚2枚 |
| ラーメン(中) | 1,000円 | 300g・豚2枚 |
| ラーメン(大) | 1,100円 | 400g・豚2枚 |
| 豚増 | 300円 | 豚+2枚 |
| 豚めし | 300円 | 豚入りのまぜごはん |
目安:小150g=一般店の並~やや多め、並200gでしっかり満足。
今日の注文
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ラーメン(並) 900円(無料トッピング全部)
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豚めし 300円
丼はきめ細かく白濁した表面に脂が薄く踊り、湯気から豚の甘みが立ち上がる。まずはスープへ。

スープ|乳化の丸み+パンチの輪郭。ニンニクで“点火”
乳化の進んだ豚骨スープは、口に入れた瞬間とろりと広がってクリーミー。一方で塩梅はしっかり、パンチの効いた味が輪郭を作ります。ここにニンニクが驚くほど合う。香りと辛味のブーストで“走り出す”感覚が生まれ、ハイキック譲りの直球さにニヤっとします。王道の乳化系インスパを、サイズ感の小さな厨房から堂々と出してくる潔さが気持ちいい。

麺|平打ち太ストレート。“やや細め”がテンポを作る
平打ち太ストレートは啜るとつるもち。二郎系基準ではやや細めで、乳化スープをほどよく抱えつつテンポよく進むバランスが秀逸です。並200gは見た目以上にスルスルいける量感。終盤、カラメを少し馴染ませると速度がさらに上がるのが楽しい。

具|“進化した豚”が主役。背脂は“点”で効かせる
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豚(2枚):以前は固めに感じたが、今回はほろほろ。中心までタレが入り、噛むほど滲む旨味。熱いスープを浴びると香りが開く。
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野菜(もやし&キャベツ):標準は少量。増すと咀嚼のリズムができ、味付き背脂やスープと絡めて口内乳化を起こす楽しさが増す。
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味付き背脂:甘じょっぱさでコクを一段上へ。全体に溶かすより“点で”のせると輪郭が崩れず映えます。
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ニンニク:大さじ1程度。香りの推進力はやはり絶大。途中で“追いニンニク”したくなる誘惑と戦ってください。
サイド:豚めし|茶碗ひとつで“別ベクトルの満足”
ほぐし豚×タレ×もっちりごはんのまぜごはん。レンゲで頬張れば肉の旨味が米に移り、ひと口の幸福密度が高い。スープをレンゲ半分だけ回しかけて“茶漬け風”にすると香りが立ち、丼の余韻をもう一度味わえます。正直、「なんならラーメンより好きかも」の破壊力。迷ったら麺をワンサイズ落としてでも豚めし、を推したい。

小さな店を快適に楽しむコツ
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時間に余裕を:ワンオペ+5席=回転はゆっくり。到着は早めが吉。
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注文は簡潔に:口頭注文・現金会計。コールはニンニク/野菜/アブラ/カラメで端的に。
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量は控えめに調律:初訪は並200gか小150g+豚めしが幸福度の最短経路。
どんな人にオススメ?
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ワンオペ×少席の空間で、一杯とじっくり向き合いたい方(=時間に余裕のある方)
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乳化クリーミー×パンチの王道二郎インスパを、小箱の気迫で味わいたい方
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“豚が主役”の丼が好きで、今の仕上がりを確かめたい方
まとめ|小箱の気迫、丼の説得力
ラーメン4号は、小さな舞台で大きな音を鳴らすお店でした。乳化の丸みにパンチを効かせ、進化した“ほろほろ豚”で満足を押し切る。麺はすすりやすく、背脂は“点で効かせる”と表情が変わる。ハイキックの血統を感じつつも、いまは4号の味として自立している。次は中300g+豚増で、豚のポテンシャルをさらに深堀りしたくなりました。
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