東京埼玉ラーメンガイド

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【コラム】二郎系のスープは太る?塩分・脂質と上手につき合うための基礎知識

こんばんは、きりまるです。
「二郎系って、やっぱり太るよね?」
「スープ飲んだら一発アウトな気がする…」

二郎系の丼を前にすると、テンションが上がる一方で、心のどこかに「健康大丈夫かな…」という不安もよぎりますよね。

今回は、「二郎系のスープ=全部悪者」ではなく、どう付き合えばいいかを、初心者向けにやさしく整理してみます。


二郎系のスープは“カロリーと塩分がぎゅっと詰まった部分”

まず最初にハッキリさせておくと、「太りやすさ」や「塩分の多さ」は、麺よりもスープ側に集まっています。

  • 油(脂質)=カロリーが高い

  • タレや塩=塩分が多い

  • それらが溶け込んでいる場所=スープ

特に二郎系の場合は、

  • 背脂がたっぷり

  • 醤油だれも濃いめ

  • 麺量も多く、全体のボリュームが大きい

と、普通のラーメンより盛りだくさん仕様です。
二郎系1杯で1,500〜2,000kcalに達することもあると言われていて、
一般的なラーメン(1杯400〜800kcal程度)と比べると、エネルギー量はかなり高めです。 


「スープを全部飲む」と塩分はどうなる?

カロリーの次に気になるのが塩分です。
ラーメン全般の話になりますが、1杯あたりの塩分はおおよそ4.5〜6g前後と言われます。 

ここで、目安となる数字を並べてみます。

  • WHO(世界保健機関)の推奨:
    1日あたり食塩5g未満

  • 日本の食事摂取基準(成人):
    男性 7.5g未満/女性 6.5g未満

  • 日本人の実際の平均摂取量:
    約9.7g(男性10.5g・女性9.0g)

ラーメン(特に二郎系)のスープを全部飲み干すと、
それだけで「その日1日の目標量のほとんど」を使い切ってしまうイメージです。


結論:二郎系のスープ“そのもの”が悪いというより、「頻度と飲み方」の問題

ここで大事なのは、

「二郎系のスープ=絶対ダメ」
ではなく
「どう付き合うか」がポイント

という考え方です。

  • たまのご褒美として食べる

  • スープを全部飲まない

  • 他の食事で塩分やカロリーを調整する

といった工夫ができれば、“ラーメンも楽しみつつ、健康もある程度守る”折衷案は十分に狙えます。


できること①:スープは“味わって残す”を基本にする

いきなりですが、いちばん効果が大きいのがこれです。

◆「完飲しない」だけでかなり変わる

  • スープには脂と塩分が集中

  • 飲む量を減らす=脂質と塩分を一気にカット

「ラーメンはスープまで飲み干してこそ!」という文化もありますが、二郎系に関しては**“レンゲ数杯分だけ味わって、あとは残す”**くらいがちょうどいい落としどころかもしれません。

◆どうしても飲みたくなる人は…

  • 最初の数口で“今日の味”をしっかり確認する

  • 中盤からは、麺・野菜に絡んだ分で味わう

  • 終盤、「もう一口行きたい!」をグッとこらえる

「スープを全部残す」ではなく、“今日はここまでにしておこう”ラインを自分なりに決めると、続けやすくなります。


できること②:トッピングとコールで“ダメージ調整”

二郎系と言えば、ニンニク・アブラ・カラメのコール。
これも、少しだけ意識すると“ダメージコントロール”になります。

◆アブラ(背脂)を増やしすぎない

  • アブラマシ/マシマシ → カロリー&脂質大幅アップ

  • 初心者はアブラを入れないという選択肢もアリ

背脂はおいしさの源ですが、
**「毎回アブラマシマシ」**が習慣になると、さすがに体への負担は大きめです。

◆カラメ(味濃いめ)は慎重に

  • カラメ=タレ追加=塩分アップ

  • 野菜マシ+カラメは、味はちょうどでも塩分はしっかり上がる

「物足りなかったら卓上で足す」くらいの気持ちで、最初からガッツリ濃くしないのも一つの戦略です。


できること③:その日の“前後のご飯”でバランスを取る

二郎系を食べる日は、「二郎系の日」と割り切って、前後を軽めにするのも有効です。

◆前の食事を調整する

  • 朝:ご飯+味噌汁+塩辛いおかず…は避ける

  • なるべく薄味&野菜多めを意識

「どうせ夜に塩分をがっつり取る」ことが分かっているなら、朝昼で“塩分セーブ”しておくイメージです。

◆後の食事を整える

  • 二郎系の後は、お酒やスナック菓子は少し控えめに

  • 次の食事では薄味の汁物・野菜多めを意識

完璧にやろうとすると挫折するので、
**「二郎系を食べる日は、それ以外をちょっとだけ優しくする」**くらいが現実的です。


できること④:動いてエネルギーを“消費側”にも回す

カロリーに関して言えば、
「摂る量」と「消費する量」のバランスで考えるのが基本です。

  • 食後に一駅ぶん歩く

  • エスカレーターではなく階段を使う

  • 週に何回か、軽く運動する習慣を作る

二郎系1杯で、単純にカロリー計算をすると確かに重めですが、
“運動ゼロ”の生活と、“ちょっとでも動く生活”では、
同じ二郎系を食べても、長期的な影響がだいぶ変わってきます。

もちろん、二郎系を「運動のご褒美」にしすぎると本末転倒なので、**「二郎を食べるなら、せめてこれくらいは動こう」**という、自分なりのルールを決めておくといいかもしれません。


できること⑤:頻度の“マイルール”を決めておく

一番シンプルで、一番効きます。

  • 週1まで

  • 2週に1回まで

  • 「今月は〇杯まで」と決めておく

など、自分の生活と体調に合わせて**“二郎系の上限”**を決めてしまう方法です。

「今日はどうしても食べたい!」という日があっても、

  • 今週すでに1杯食べているなら我慢

  • その代わり、来週のどこかでご褒美に行く

といった形で、楽しみを先延ばしにするテクニックも有効です。


まとめ:二郎系のスープは“敵”ではなく、“扱いに注意が必要な相棒”

二郎系のスープは、

  • 脂質と塩分がしっかり入っている

  • カロリーも高め

  • 頻度・飲み方次第で、健康への負担が大きくなりやすい

という意味で、確かに“ヘルシー”とは言いづらい存在です。

ただし、「ちゃんと分かって」「ちょっと工夫して」付き合えば、完全に敵に回す必要はありません。

  • スープは“味わって残す”

  • アブラ・カラメは控えめ寄りに

  • 前後の食事で塩分とカロリーを調整

  • できる範囲で身体を動かす

  • 自分なりの“二郎系の頻度ルール”を持つ

こんな感じで、「二郎系を楽しみながら、なるべく長くラーメン人生を続ける」ための付き合い方を、少しずつ身につけていきましょう。

なお、すでに高血圧や腎臓病などを指摘されている方は、主治医や専門家の指示が最優先です。この記事はあくまで一般的な情報であり、個別の医療アドバイスではない点だけ、ご理解いただければと思います。

それでもやっぱり、たまに飲む二郎系のスープは、格別においしい。
だからこそ、「長く付き合える飲み方」を一緒に探していきましょう。

越に増えました。


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