こんばんは、きりまるです。
「二郎系って、やっぱり太るよね?」
「スープ飲んだら一発アウトな気がする…」
二郎系の丼を前にすると、テンションが上がる一方で、心のどこかに「健康大丈夫かな…」という不安もよぎりますよね。
今回は、「二郎系のスープ=全部悪者」ではなく、どう付き合えばいいかを、初心者向けにやさしく整理してみます。
- 二郎系のスープは“カロリーと塩分がぎゅっと詰まった部分”
- 「スープを全部飲む」と塩分はどうなる?
- 結論:二郎系のスープ“そのもの”が悪いというより、「頻度と飲み方」の問題
- できること①:スープは“味わって残す”を基本にする
- できること②:トッピングとコールで“ダメージ調整”
- できること③:その日の“前後のご飯”でバランスを取る
- できること④:動いてエネルギーを“消費側”にも回す
- できること⑤:頻度の“マイルール”を決めておく
- まとめ:二郎系のスープは“敵”ではなく、“扱いに注意が必要な相棒”
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二郎系のスープは“カロリーと塩分がぎゅっと詰まった部分”
まず最初にハッキリさせておくと、「太りやすさ」や「塩分の多さ」は、麺よりもスープ側に集まっています。
-
油(脂質)=カロリーが高い
-
タレや塩=塩分が多い
-
それらが溶け込んでいる場所=スープ
特に二郎系の場合は、
-
背脂がたっぷり
-
醤油だれも濃いめ
-
麺量も多く、全体のボリュームが大きい
と、普通のラーメンより盛りだくさん仕様です。
二郎系1杯で1,500〜2,000kcalに達することもあると言われていて、
一般的なラーメン(1杯400〜800kcal程度)と比べると、エネルギー量はかなり高めです。
「スープを全部飲む」と塩分はどうなる?
カロリーの次に気になるのが塩分です。
ラーメン全般の話になりますが、1杯あたりの塩分はおおよそ4.5〜6g前後と言われます。
ここで、目安となる数字を並べてみます。
-
WHO(世界保健機関)の推奨:
1日あたり食塩5g未満 -
日本の食事摂取基準(成人):
男性 7.5g未満/女性 6.5g未満 -
日本人の実際の平均摂取量:
約9.7g(男性10.5g・女性9.0g)
ラーメン(特に二郎系)のスープを全部飲み干すと、
それだけで「その日1日の目標量のほとんど」を使い切ってしまうイメージです。
結論:二郎系のスープ“そのもの”が悪いというより、「頻度と飲み方」の問題
ここで大事なのは、
「二郎系のスープ=絶対ダメ」
ではなく
「どう付き合うか」がポイント
という考え方です。
-
たまのご褒美として食べる
-
スープを全部飲まない
-
他の食事で塩分やカロリーを調整する
といった工夫ができれば、“ラーメンも楽しみつつ、健康もある程度守る”折衷案は十分に狙えます。
できること①:スープは“味わって残す”を基本にする
いきなりですが、いちばん効果が大きいのがこれです。
◆「完飲しない」だけでかなり変わる
-
スープには脂と塩分が集中
-
飲む量を減らす=脂質と塩分を一気にカット
「ラーメンはスープまで飲み干してこそ!」という文化もありますが、二郎系に関しては**“レンゲ数杯分だけ味わって、あとは残す”**くらいがちょうどいい落としどころかもしれません。
◆どうしても飲みたくなる人は…
-
最初の数口で“今日の味”をしっかり確認する
-
中盤からは、麺・野菜に絡んだ分で味わう
-
終盤、「もう一口行きたい!」をグッとこらえる
「スープを全部残す」ではなく、“今日はここまでにしておこう”ラインを自分なりに決めると、続けやすくなります。
できること②:トッピングとコールで“ダメージ調整”
二郎系と言えば、ニンニク・アブラ・カラメのコール。
これも、少しだけ意識すると“ダメージコントロール”になります。
◆アブラ(背脂)を増やしすぎない
-
アブラマシ/マシマシ → カロリー&脂質大幅アップ
-
初心者はアブラを入れないという選択肢もアリ
背脂はおいしさの源ですが、
**「毎回アブラマシマシ」**が習慣になると、さすがに体への負担は大きめです。
◆カラメ(味濃いめ)は慎重に
-
カラメ=タレ追加=塩分アップ
-
野菜マシ+カラメは、味はちょうどでも塩分はしっかり上がる
「物足りなかったら卓上で足す」くらいの気持ちで、最初からガッツリ濃くしないのも一つの戦略です。
できること③:その日の“前後のご飯”でバランスを取る
二郎系を食べる日は、「二郎系の日」と割り切って、前後を軽めにするのも有効です。
◆前の食事を調整する
-
朝:ご飯+味噌汁+塩辛いおかず…は避ける
-
なるべく薄味&野菜多めを意識
「どうせ夜に塩分をがっつり取る」ことが分かっているなら、朝昼で“塩分セーブ”しておくイメージです。
◆後の食事を整える
-
二郎系の後は、お酒やスナック菓子は少し控えめに
-
次の食事では薄味の汁物・野菜多めを意識
完璧にやろうとすると挫折するので、
**「二郎系を食べる日は、それ以外をちょっとだけ優しくする」**くらいが現実的です。
できること④:動いてエネルギーを“消費側”にも回す
カロリーに関して言えば、
「摂る量」と「消費する量」のバランスで考えるのが基本です。
-
食後に一駅ぶん歩く
-
エスカレーターではなく階段を使う
-
週に何回か、軽く運動する習慣を作る
二郎系1杯で、単純にカロリー計算をすると確かに重めですが、
“運動ゼロ”の生活と、“ちょっとでも動く生活”では、
同じ二郎系を食べても、長期的な影響がだいぶ変わってきます。
もちろん、二郎系を「運動のご褒美」にしすぎると本末転倒なので、**「二郎を食べるなら、せめてこれくらいは動こう」**という、自分なりのルールを決めておくといいかもしれません。
できること⑤:頻度の“マイルール”を決めておく
一番シンプルで、一番効きます。
-
週1まで
-
2週に1回まで
-
「今月は〇杯まで」と決めておく
など、自分の生活と体調に合わせて**“二郎系の上限”**を決めてしまう方法です。
「今日はどうしても食べたい!」という日があっても、
-
今週すでに1杯食べているなら我慢
-
その代わり、来週のどこかでご褒美に行く
といった形で、楽しみを先延ばしにするテクニックも有効です。
まとめ:二郎系のスープは“敵”ではなく、“扱いに注意が必要な相棒”
二郎系のスープは、
-
脂質と塩分がしっかり入っている
-
カロリーも高め
-
頻度・飲み方次第で、健康への負担が大きくなりやすい
という意味で、確かに“ヘルシー”とは言いづらい存在です。
ただし、「ちゃんと分かって」「ちょっと工夫して」付き合えば、完全に敵に回す必要はありません。
-
スープは“味わって残す”
-
アブラ・カラメは控えめ寄りに
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前後の食事で塩分とカロリーを調整
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できる範囲で身体を動かす
-
自分なりの“二郎系の頻度ルール”を持つ
こんな感じで、「二郎系を楽しみながら、なるべく長くラーメン人生を続ける」ための付き合い方を、少しずつ身につけていきましょう。
なお、すでに高血圧や腎臓病などを指摘されている方は、主治医や専門家の指示が最優先です。この記事はあくまで一般的な情報であり、個別の医療アドバイスではない点だけ、ご理解いただければと思います。
それでもやっぱり、たまに飲む二郎系のスープは、格別においしい。
だからこそ、「長く付き合える飲み方」を一緒に探していきましょう。
越に増えました。
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